売上の壁を超えるには設計図が必要
私は、拙書「売上1億円突破へのロードマップ」(第一法規)の中で、
会計事務所には売上3,000万円の壁、7,000万円の壁、1億円の壁があると書きました。
みなさまの事務所はいかがでしょう?
「今まさに、その壁にぶち当たっているよ」という事務所も、
「ようやく昨年あたりに越えられたような気がする」
「もう何年も同じようなあたりでうろうろしているんだよ」
と事務所によって状況は様々でしょう。
実は私のお客様でも、この壁に当たっている事務所がいくつかありまして、
ここ数週間、個人的には猛省しているところなのです。
なぜならば、所長先生にアドバイスする私自身が「小成功病」に陥っていたからです。
※小成功病とは、「世間的には”さほど大きな成功”をしていないのに、
既に成功者になった気分で満足してしまう心の状態」(拙書より)を言います。
このメルマガをお読みの方々は、
会計事務所が売上1億円を突破すると業界上位5%以内に入ることを既にご存知のことと思いますが、
そのような背景もあり、
お客様の売上が1億円2,000万円とか1億4,000万円とかを超えて来ると、
アドバイスしている私自身が「このまま堅実に伸ばして行こう」
的なモードになっていたことに気付かされたからです。
前述の「売上1億円突破へのロードマップ」にも書いていたように
・売上3,000万円を突破するためにすべきことと、
・売上7,000万円を突破するためにすべきことと、
・売上1億円を突破するためにすべきことと、
・売上3億円を突破するためにすべきこと
は明確に違います。
やはりお客様の発展段階に合わせて、設計図を書き換えねばなりませんし、
このメルマガをお読みの先生も、次のステージに上がるためにはやり方を変えねばならない
ということですね。