顧問先との関係強化は、上司・先輩との定期訪問にあり

■ 顧問先との関係強化は、上司・先輩との定期訪問にあり

[解説]

・決算の報告に行ったら、業績不振を理由に、来期からの顧問料値下げを頼まれた

・ある日突然、社長から、もっと安い税理士に切り替える旨、電話があった

みなさまの事務所でも、一度や二度は経験があるのではないでしょうか?

では、なぜ、このようなことになるのでしょうか?

所長先生にすれば、

「事前に言ってくれれば、担当者を変えるとか、サービスの中身を変えるなど手は打てたのに」

と思うことでしょう。

しかし、実際はそうならないのです。

なぜならば、お客様は長年、同じ担当者と付き合ったり、同じ会計事務所にお世話になっていると

「○○会計さんの進め方はこういうもの」

「〇〇さんとの話はこういう内容」

という風に勝手にレッテルを貼って、「いつもと違う相談」はしないのです。

ですから、もっと深い相談をしたいと思った時は

「○○会計さんには、そういうことは相談できないしな」

と勝手に解釈して、次第に相談しない関係が出来上がってくるのです。

ところが、いつもお邪魔している顧問先に、担当以外に上司・先輩が訪問すると、

普段とは違う人間、しかも情報料の豊富な人と話をしますので、

いつも聞けない質問や中身の濃い相談を持ちかけられ、

新たな顧客ニーズに気付いたり、より高次元の提案につながったりするのです。

みなさまの事務所でも、是非、「○○会計さんはこういうもの」

とレッテルを貼られる前に、担当者+上司・先輩で訪問して、

顧問先との関係強化を図って下さい。

 

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