「売り方」で悩む前にまず「商品」を作ろう!
前回のブログで「ターゲットを決めればやることが決まる ⇒ やることが決まれば不安は消える」という趣旨の記事を書きましたが、
今回は「売り方」を悩む前にまず「商品」を作ろう!をお伝えします。
事務所の拡大に意欲的な先生方は、マーケティングにも常にアンテナを張っていらっしゃるので
- WEBマーケティングはどうしたら良いのだろう? 特化サイトかなそれともランディングページの方が良いかな?とか
- 40代以上の経営者はFacebookを使うから、やっぱりFacebookかな? 特にFacebook広告はターゲット設定が緻密だから良いらしいし…とか
- それよりも、何らかの名簿を手に入れて、最近はみんながやらないから、WEBよりもDMが良いのではないか?
といった「告知方法」の方に意識が向いている方々が多いのではないでしょうか?
もちろん、紹介会社に頼む程度で特に何もしないで待っている税理士事務所が多い中で、いろいろ知恵を絞って積極的にマーケティング活動を行うことは良いことだと思います。
ただ、敢えて皆様に伺いたいのは、「そうやって努力すること、考えを巡らせることで売上は増えていますか?」ということです。
例えば、今から5~10年前に流行った、会社設立や決算申告、最近では創業融資など、特定の商品をWEBで売るモデルの場合は
売り方を工夫したり、媒体を増やして露出度をあげれば、周囲があまりやっていないうちはそれなりに成果は出たことでしょう。
しかし、今やそれらは競合過多のレッドオーシャンで、ビジネスにはほとんどならなくなってしまったため、
「さて、どうしたものか?どこかに良い法人客はいないかな?それにはどの媒体を使ってどう訴求すれば良いのだろう?」と悩んでいるのではないでしょうか?
でも、前回の話の続きで言えば、ターゲットが明確になっているから、何を売るかが決まり、何を売るかが決まるから、どうやって売ろうか?が決まる訳です。
ですから、もし来年に向けて、売上を増やしたい!顧客を増やしたい!とお考えの方は
とにかく「売り方」の前に「商品」を決めることです。
では、どうやって商品を考えれば良いのかについてはこの場ではこれ以上はお伝えしませんが、
「商品がないのに売り方ばかり考えても、結局は時間とお金と労力の無駄遣い」となりますので、
くれぐれも「商品を作ってから売り方を考える」という順番だけは間違えないようにして下さい。