■ガラパゴス化する会計業界

 

昨年、「経営計画やMASをやらずに売上1億円にする成長戦略」と題するセミナーを開催し、

多くの反響を頂戴しましたが、なぜ反響が大きかったかと言いますと、

それはズバリ、「会計業界のトレンドと逆行するから」です。

 

例えば、今でいえばトレンドは、経営計画とかMAS監査とか、財務コンサルですね。

 

恐らく先生方の中にも、それらを勉強するためのセミナーに参加されている方も多いことでしょう。

 

そこで私から上記に関連して2つ質問をさせていただきたいと思います。

 

質問1.経営計画とかMASとか財務コンサルセミナーを主催されているのは誰ですか?

 

質問2.皆様の顧問先で、高単価に舵を切って、儲かって上手く行っているお客様はいらっしゃいますか?

 

いかがでしょう?

 

1.については敢えて説明はしませんが、業界内部の方、あるいは業界に近しい方ですよね。

 

2.については「中には上手く行っている会社もあるけれど大半は上手く行っていない」ということでしょう。

 

つまり私が申しあげたいのは、

 

世の中全体はデフレ化しているのに会計業界という「閉ざされた業界の中だけ」は高付加価値化で盛り上がっている、

 

換言すれば、市場ニーズとは無関係に自分達の理屈を市場に持ち込もうとしているということです。

 

マーケティングの世界では「ニーズは創れない」と言いますが、

 

今こそ、業界は市場の声に素直に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか?

 

 

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