月次支援の質”は経営者に会えているか?がバロメーター
■ 今週の法則:月次支援の質”は経営者に会えているか?がバロメーター
[解説]
一般的に、会計事務所の業務のメインと言えば、
毎月、あるいは隔月で顧問先に訪問し、先方の方の相談に乗ったり、お話をする
というのが一般的だと思いますが、皆様の事務所でも概ねそうですよね?
ところで、皆様の事務所の職員の方は、きちんと経営者(もしくはそれに準ずる方)に会えているでしょうか?
また、所長先生は、職員の方が毎回”誰と会っているか?”を管理・把握しているでしょうか?
「うちの職員はたぶん会えていると思うよ」
と思った先生もいらっしゃると思いますが、本当にそうでしょうか?
是非、調べてみて下さい。
私は数多くの会計事務所様とお付き合いがありますが、正直に申し上げて、
毎回、経営者に会ってお話したり、相談できている職員の方はあまり多くありません。
多くの場合、経営者の奥様か経理担当者と会って話をしています。
※勿論、経営者にお目にかかってお話されている方もいらっしゃいますが。
では、なぜ経営者の方は、奥様や経理担当者に任せて、会計事務所の職員さんに会ってくれないのでしょうか?
理由は大きく3つです。
1.わざわざ時間を割いてまで会うほど有益な情報、価値ある話が得られないから
2.話がわからない・つまらない・興味が湧かないから
3.アポイントが直前で、日程が合わないから
3.のアポイントについては「次回のアポを必ず入れて帰ってくる」ことを徹底すれば解決できることですが、
1.2.については厳しい言い方をすれば「会うだけの価値がない」ということですので
早急に改善しませんと、やがては解約や値下げの話につながることでしょう。
会計事務所の価値は、「経営者に会ってどんなアウトプットができるかどうか」で決まります。
まずは「職員の方が経営者に会えているか?」を管理・把握いただいて、
もし会えていないとすれば、「きちんと会っていただけるように」支援の内容を改善したいものです。
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