人の3倍働いて、人の2倍の給料をもらうのが丁度良い


タイトルの「人の3倍働いて、人の2倍の給料をもらうのが丁度良い」は前職時代にお世話になった故船井幸雄氏が良く話していた言葉です。

最近、会計事務所の評価制度のお仕事をさせていただく機会が多く、いろいろな事務所の給与体系を目にする機会が多いのですが、本当に給与水準も、決め方も様々ですね。

そこには、現在の金額に至った経緯や所長先生の複雑な思いがあってのことなので、その背景を知らずに、高い・安いと単純には論じることはできません。

船井幸雄氏は生前「給料を多く与え過ぎれば勘違いするし、少なくければ不満が残る。人の3倍働いて倍の給料を貰うと、もっと給料をもらえるようにもっと頑張ろうと思うものだ」とおしゃっていましたが、これはアメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した動機づけ・衛生理論の中でも「給料や待遇」は衛生要因(不満の改善)にはなるが動機付けにはならない、ということに通じるものなのでしょう。

参考までに、実際は人の3倍は働けないので、3倍とは平方根(√)をかけて1.73倍働いて、人の√2倍(1.41)の給料 ということになるらしいのですが、個人的にはそのくらいが払う立場でも、もらう立場でも合点が行くように思います。

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