所長がいなくても廻る事務所にするための10ヶ条 その10

『全ての業務の標準化を進めているか?』

最終回の今日は『全ての業務の標準化を進めているか?』です。

 

ここまでお伝えしました「その1~その9」まで順番に進めていただきますと、

形としては「所長がいなくても廻る事務所風」の事務所になることと思いますが、

ここから「風」を取って、「真に」所長がいなくても廻る事務所になるためには

最後の難所が待っています。

 

それが「全ての業務の標準化」です。

 

最近、なかなか経験者が採れないとは言え、多くの会計事務所の職員の方は 他事務所をいくつか渡り歩いた「経験者」の方々です。

 

ですから、それぞれの方がそれぞれのやりかたで何とか業務をこなすことで

事務所全体が廻っている事務所も多いのではないでしょうか?

 

当然、やり方が異なる上司・先輩が所内にたくさんいらっしゃる訳ですから、

新たに入った新卒や未経験者は「やり方の異なる上司・先輩」に仕事を教わることとなります。

 

その結果、それぞれ異なったやり方で仕事を覚える新人が増えることになりますので、

事務所が拡大すればするほど、収拾は付かなくなって行くのは自明の理です。

 

だからこそ、これから事務所を更に大きくしたいとお考えの先生は

比較的規模の小さな今のうちに業務の標準化に取り組んで欲しいのです。

 

その内容は

 

・資料の回収方法

・入力の仕方

・顧問先に持って行く資料

・客先で話す内容

・客先での滞在時間

・次回のアポの取り方

 

など挙げればいくつも浮かんで来ることでしょう。

 

 

中には「えっ、そんな面倒なことやってられないよ」

とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、

切れない斧で何時間もかかって薪を割るのか?

初めに刃先を研いでから、切れる斧でスパスパ切るのか?

のどちらが効率的か?と考えていただければ、私が申し上げることもご理解いただけることでしょう。

 

是非、事務所が大きくなってから苦労しないよう、 中堅規模のうちに着手しておきたいものです。

 

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